赤ちゃんが髪を引っ張って痛い！イライラする時こそチャンス

生後4カ月～5か月になった赤ちゃん
力も強くなり、物を掴むのも上手になる頃･･･。

まさに！
色々掴みたい盛り！！！

赤ちゃんが髪を引っ張って痛い･･･
イライラする時こそ言葉を教えるチャンス！

赤ちゃんが髪の毛を引っ張るのは
1つ成長を遂げたサイン

新生時期の赤ちゃんを見ていると
「こんなにはかないお手手で物をつかめるようになるんだろうか～？」と考えた事ありませんか。

おもちゃを渡しても反応がうすい生後間もないころ･･･

いつの間にか

成長は嬉しいのですが、実際問題

髪の毛を引っ張られたら

痛いですよね。

イライラしますね

だいじょうぶです
イライラするのは悪いことじゃないんです。

だって痛い！
しかも急に引っ張ってくるんだ。

とっておきの対処法があるのでご安心ください。

赤ちゃんはママの反応が楽しい！

知らないことを「発見」していくのが赤ちゃん

いままでの赤ちゃんは「見る・聞く」はできていましたが、自分自身が動作することはほぼなかったですよね。
それがいつの間にか、自身が手を出して何かが動く様子を観察できるようになりました。

赤ちゃんが何かを観察している時、しばらくは声をかけずに見守ってあげてください

赤ちゃんはすごいスピードで理解しようとしています。

いつもニコニコしているママの髪の毛を引っ張るとママの表情が変わるんです。

‥‥自分が起こした行動でママの反応が変わるのを楽しんでいます。

赤ちゃんはこのとき、「いい」とか「わるい」とか「痛い」とか「不快」だとかは分かっていません。

ただ、おもしろい。

ゆえに引っ張ります。

赤ちゃんに「痛い」を教えよう

痛いし不愉快で、私がイライラしてしまうのは、赤ちゃんにとっても宜しくありません。

そこで私がとった行動の1つ目。

やってほしくない行為をされたときに「真顔になる」です。
（＝赤ちゃんがおもしろがる反応をしない）

実際に、娘が私の髪の毛を引っ張って「痛かったとき」私は「真顔」になりました。

・面白くないよ
・嫌だよ
というアピールです。

さらに「痛い」が「されると嫌なこと」だと分かるようにしたいと思いました。

考えた結果、身をもって経験してもらうのが一番正確に伝わるだろうと判断。

2つ目の行動として

娘が私の髪を「痛いレベルで引っ張った時だけ」
泣かない程度に強く同じレベルの痛みになるよう娘の髪を引っ張りました。

赤ちゃんに「痛い」を教えたメリット

不思議なことに（というと娘に失礼なのか？）ひと月のうちに何度かこれを繰り返すと、
かなり早い段階で娘は「痛い」を理解したようでした。

「痛い」と「自分もされたら嫌だ」という認識がセットであるので、その後も叩いたり噛んだり引っかいたりのトラブルなくイライラせずに過ごせています。（現在3歳）

赤ちゃんの成長に合わせた遊びを発見しよう

さて
娘の【髪の毛を引っ張るという遊び】を一つ無くしてしまったので遊びの埋め合わせをしたいと思いました。

パジャマについていたゴム紐で代用しました。

ヒモ以外にも家にある色々な物を引っ張ると楽しいですよ ♪

遊びの中で材質による形の変化や触り心地のちがいなどを学んでくれます。

赤ちゃんに遠慮しない！嫌なことは嫌だとハッキリ伝えよう

最後に･･･

赤ちゃんは頭のいい生き物です。

大人の私たちでは、どんなに頑張っても敵いません。
もっとハッキリ書くと
「家族の中で最も頭のいい存在は赤ちゃん」です。

赤ちゃんには「分からないだろう」と思って遠慮していると痛い目みるのは大人かも。

話が反れるので、ここでは詳しく触れませんが

家族でもっとも権力がある強者＝赤ちゃん

もしあなたが「赤ちゃんは弱いんだから！多少のことは多めにみてあげなきゃ(涙)」と思っているなら、そんな必要なないんだよ～と伝えたいです。

だからといって、赤ちゃんを上に見るでもなく下に見るでもなく、(笑)
自分と赤ちゃんを対等に扱ってあげてくださいね。