【妊娠報告】職場へいつする? (妊娠を知られたくない報告しづらい時の考え方)

この記事は、
職場へ妊娠を報告するタイミングについてアドバイスしています。

特に「一人目の妊娠」って妊娠自体がどんなものか分からないですし、
自分の体調の変化が「正常?異常?」なのか 検討もつかないですよね。

私も「一人目」の時は、未知のことが多すぎて何でもネットで調べていました。

人によって、妊娠の状態職場環境は異なります

自分の経験を交えて、できるだけ詳しく当時の事を書いています。
貴方の欲しい回答になっているか分かりませんが、考え方が近いな‥と思う部分を参考にして頂けたら幸いです。

目次(読みたい項目にジャンプ出来ます)

職場への妊娠報告はいつがベストか?

結論を先に書くと「話したいと思ったらすぐ」
話したいと思わなくても「必要ならすぐ」
自分の経験と当時の感想を交えながら、理由を書きます。

妊娠を報告する相手

「直属の上司」へ一番に報告します。
仲のいい同僚へ先に話したくなるかもしれません。
しかし円滑な職場環境を望むなら、急遽必要だった場合を除き「直属の上司」に報告しましょう。

報告する順番を間違えると、意図しない相手に正しくない情報が伝わる可能性があるからです。

例え話ですが

A子は、信頼する同僚Bにだけ妊娠を報告します。

自分事のように喜んだ同僚Bは、A子を気遣う言動や行動をとります。

勘のいい同僚C子が、A子の妊娠を予想。

C子は、自分の予想を確かめる為、A子や同僚Bの行動を観察しだし、周囲の人間に話します。

誰もA子から妊娠の話は聞いていません。
ここからあることないこと話が盛り上がり始めます。

噂はついに上司の耳に入ります。

結果
A子は自ら報告する前に、多くの人間に妊娠を知られるている状態になりました。

A子は安定期に入ってから同僚B以外では、一番最初に上司へ報告するつもりでした。
しかし最終的には、上司への情報伝達が最後になっています。

妊娠した という事は、誰かに自分の仕事を受け持ってもらう必要がありますよね。
業務の引継ぎや後任を決めていかなければなりません
それをやるのは上司の仕事です。

上司の立場で考えると、どうして良くなかったのかわかりやすいと思います。

上司は、噂だけを耳にし、本人から何も聞かされていない状態です。
ただの噂なのか?
噂が真実であった場合は、今後の対応を考えなければなりません。
上司が男性の場合は特に、直接事実確認しづらい内容です。

なぜ自分に報告をくれないのかと不信感を抱くかもしれません。

さらに噂の性質上、事実とは関係ない「尾ひれ」がつくことがあります。

それは誰かに不信感を与えたり、本来であれば仲の良かった相手と摩擦を生むきっかけになります

自分から伝えたい人には、自分の口から言えるように。
妊娠に限らず、報告の順番は間違わないようにしましょう。

上司に報告するタイミング
(自分の経験)

冒頭で報告するタイミングは
「話したいと思ったらすぐ」と書きました。

一般的には「安定期に入ったら」というのをよく聞ききます。
わたしの場合は、妊娠がわかってすぐに報告しました。
理由は次のとおりです。

私の妊娠が判ったのは、大型連休中です。
診断されたのは、6週目の時でした。
その頃、たまたま定形業務外の仕事を部署の皆でやっていました。
その内容に「重たい荷物を運ぶ工程」があったからです。

大型連休直後、この作業は続けられない。と判断し、すぐに外してもらいました。

とても気の利く上司で、かつ妊娠報告にも慣れていました。
「体調や精神面でキツイことがないか」など気にかけてくれ、妊娠初期にあった症状などを話しました。

さらに上司は、引継ぎの段取りをしたいから役員クラスへは自分から報告しても構わないか?
了承をとってくれました。

「部署のみんなへはどのタイミングでする?定例会でする?」と聞かれたので、同じ課の子たちには先に自分からします。と答えました。

この時に自分の健康状態や今後の進め方を話せたおかげで、とても心が楽になりました。

幸い私は妊娠中「会社を休むほどの体調不良」はありませんでした。
けれど、もし勤務中に悪阻がひどく席を立ちたい時に「つわりで辛いです。」と咄嗟に言えるのと言えないのとでは、違ったと思います。
余計な思考を取られない。ありのままに答えられる状況がいいです。

それから「いつ報告しよう」と悩んでいる時間は、意外とストレスがかかります。
自分が話したいと思ったタイミングで「お話があるのでお時間いただけますか」とあらかじめ相手に時間を作って貰えば、「いつ報告しよう」というプレッシャーも短くて済みます。

上司へ早めに情報共有した結果、引継ぎも余裕をもって終わらせることができました。

タイミングが遅すぎると職場に迷惑がかかります

早く報告しすぎて、流産した場合。

「周りに気を遣わせてしまうのではないか」
「知られたくない」

やさしさや自分が惨めな気持ちになるかもしれない…
その他、様々な思いが交差し報告を躊躇することがあるかもしれません。

体調も変わらないし、安定期に入ってからでも引継に余裕がある。
という状態なら、それで構わないと思います。

しかし自分の「直属の上司にだけ」は、早めに伝えておくのが良いです。
「直属の上司」がポンコツの場合、その上に報告しておくのも手です。

妊娠が分かった時点で、遅くとも数カ月先には、チームに欠員がでます。

貴方の代わりに仕事をしてくれる人材を会社は探さなければなりません。

「自分のやっている仕事は変わりがいくらでもいる」
「誰でも出来る作業だから大丈夫」

という場合でも、実は何が起こるかわかりません。

あなたが預かり知らない所で、「部署がなくなる」かもしれないし逆に「超増員が必要」になるかもしれません。

この時、数カ月先に「人が一人減る」という情報は会社にとって貴重です。
情報が早ければ早いほど、組織として見通しが立てやすくなります。
採用活動や他の部署から引っぱてくるなど、打てる手も多くなるからです。

自分の仕事を軽視しないでくださいね。
むしろ「私がいなくなるなんて大変!」「早く教えてあげなきゃ!」くらいの心境でいましょう。笑

残念だった時は、会社がまた考えます。
それが会社です。
いつ何が起こるか分かりません。
自分がコントロールできないことで悩むなんて無意味です。

上司への報告は、早めにするのをオススメします。

社外の取引先や同僚・他関係部署への報告

同僚や後輩・先輩への報告

上司に報告した後ならいつでも良いです。
相手との関係性によりますが、よく関わる人ほど早めに伝えておくのがいいかもしれません。

体調に変化のない人でも、妊娠4か月~5ヶ月頃になれば体型が変わってきます。
そうなると「○○さんってもしかして…」となるでしょう。
余計な詮索や噂をされる前に、自分から伝えておくのが無難です。

報告ついでに、自分の体調について話せそうなら語っておきましょう。
「妊娠経験」がない人間の大半は、『へー!お腹の中に赤ちゃんがいるんだ!おめでとう!』くらいにしか思いません。
身体にかかる負担も人によって様々です。

ここで既にとても仕事がきついのに、我慢して「元気です!」とアピールしても、誰も幸せになりません

素直にありのままを話しましょう。
この時「迷惑をかけてしまうこともあると思う」という周囲を気遣う気持ちを伝えてください。

あなたの妊娠が好意的に受け取られ、周りに協力して貰いやすい環境を自分で作りましょう

取引先と他部署への報告

ここまでは職場の近しい人間関係について話してきました。
ここからは、「取引先」や「他部署」への報告について書いています。

引継ぎ開始時」は最も報告しやすいタイミング

産休や退職前に業務の引継ぎを行うことになるでしょう。
この時の挨拶で、「後任の紹介」と同時に「実は産休を頂くことになりまして」と伝えるのがスムーズです。

急に今までの担当が代わる事態は、相手からすると
『どうして?トラブル?辞めるの?』とハテナがいっぱいで不安になります。

当面あなたが在籍すると分かれば、安心ですし、おめでたい知らせに喜んでくれるでしょう。

この時

  • 「いつから産休に入るんですか?」
  • 「今後の連絡先はどちらにしましょうか?」

この質問を高確率で聞かれます。
答えられるようにしておきましょう。

次に報告しやすいタイミング「相手が妊娠に気付いた時

相手がもしかして…‥と切り出してきたら、さらっと「そうなんです!」と伝えましょう。
誤魔化すのは失礼ですし、嘘をつく必要がありません。
「後任が決まったら改めてご挨拶しますね」と答えましょう。

まだ公にしたくない場合は、「こうゆう理由があるので、秘密にしてください」とお願いします。

妊娠を知られたくない
報告しにくい人がいる時は

職場の中には「妊娠していることを知られたくない」「報告しにくい」と思う相手がいるかもしれません。

  • 「不妊治療中の先輩」
  • 「流産したばかりの上司」
  • 「普段から態度の悪い同僚」

『妊娠を知られたくない』と思ったら

相手との関係性をよく考えてみてください。

業務上「報告が必要な相手」なら
報告しなければなりません

業務をする上で、差し支えがなければ報告するかしないかを悩む必要はありません。
報告はあなたの自由です。

報告を悩むのは「報告しなくても差支えはないが、あなたにとって大切な存在」
もしくは
「嫌がらせをうけるかもしれない」という場合です。

正直なことを書くと「言ってみないと相手の反応は分からない」です

あなたが恐れることは起こらないかもしれません。

相手の反応を伺うようなことはせず、「自分が仕事をする上でどの状態がベストなのか」考えてみてください

胎児の成長が順調であれば遅かれ早かれ、妊娠した事実はいずれ知られることになります。
これは変えられません。

『モヤモヤした状態で仕事がはかどらない』というのなら、吐き出す方がいいです。
自分の精神衛生上、『ギリギリまで、ぜったい知られない方がいい』というのならそれも手です。

どの状態が、自分にとって仕事がやり易いか。
それだけに集中すると答えが出ます。

「なぜ知られたくないのか」
「本当に報告しにくいのか」

改めて考えてみると、気にしすぎかもしれない。となればいいですね。

相手の反応は自分の想像と違うかもしれません。
勝手な想像で、悩むのは時間の無駄になります。


それでも「できるだけ長い間、知られたくない」と思ったら、こちらの行動に気を付けて下さい。
特に女性は勘の良い人が多いので要チェックです。


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