この記事では
「結婚式」でお世話になったサービス
定番だけどあえてコストカットした演出などを紹介しています。
実際に削減できた費用の内訳・総額もそのまま書きました。
参考になれば幸いです。
可能ならば、関連記事から見てくださると嬉しいです。
低予算結婚式に挑んだ前提
関連記事と重複しますが、当初は「結婚式」を挙げる気がありませんでした。
それが父の一声で、挙げなければいけない状況になったので、式場選びからあまり時間がありませんでした。
・式場選びに1月
・式場決定後2か月
トータル3か月間の出来事です。
結婚式をそもそも上げたくなかった私は「低予算」で「身内だけ」にこだわりました。
予算は100万円以内
旦那側の親族が多く、出席者は35人前後を予定していました。
演出や準備物を省いてコストカットしたもの
提案された中から、いくつかピックアップして紹介します。
最初からかなり私の主観が入ります。
考えが違う方の中には不快に思う方がいるかもしれません。
合わないなと思いましたらブラウザを閉じてくださいね。
チャペル式(神父)-10万
「披露宴」会場から離れた別の建物に「チャペル」を用意している式場って多いですよね。
「チャペル」の多くは、神父に「誓いますか?」と言われて、みんなで讃美歌を歌う場所です。
「バージンロード」を歩くのが夢だ。という方には、対照的な意見で済みません。
移動が面倒です。
慣れないドレス、慣れない靴を履いて歩くのは大変でした。
加えて、私たちの式は真冬でした。
寒いです。
外気に触れたくありません。
私たちが選んだ式場も披露宴会場と別建てでした。
親族婚。足の悪いお年寄りも数名参加します。
この移動工程はカットしたい。
それからもう一つの理由で披露宴会場のみを使用しました。
そもそもな話
神父が要りません。
それまで面識もなかった神父に「愛を誓いますか」と聞かれて「ハイ」と答えるのが納得いきませんでした。
突然でてきた神ですよ。
「お互いに誓いなさいよ」
「ふたりのことでしょ」
と・・・思っちゃいました。
他人が主導権を握って進行するせいか「とりあえず誓わされてる」感がします。
儀式ですから他所でやることに文句はありません。
しかし疑問を抱いたまま自分が実行するには抵抗がありました。
元々そう思っていたので、結婚式自体をやる気が沸かなかったのですが
ただし親族に集まっていただく手前
「私たち結婚します。力を合わせて頑張ります。未熟者です協力してね」的なことを言わないと締まりません。
豪華版お披露目食事会になってしまいます。
そこで私たちは、オープニング登場後
互いと親族に宛てたメッセージを自分たちが考えて宣誓することにしました。
親族たちには、チャペル同様それを聞いた証人になって頂くという役割でお願いしました。
余談ですが、『宣誓文』できればパートナーと暗唱したかったです
何も見ずに宣言したら、自分たちの言葉であると伝えられるじゃないですか。
残念ながら私の記憶力が欠落していた為、当日しどろもどろになるよりはマシかと諦めてカンペを作りました。
映像・写真関係-12万5千
- 映像関係 -10万5千
- 写真関係 -2万
内訳は下記のとおりです。
- オープニング・
ヒストリー動画それぞれ2万円 - 当日エンドロールが6.5万円
- 婚礼写真1.6万円
- アルバム2冊で0.4万円
頭から不要なモノは抜いた状態で見積もりを提示して貰っていました。
最低限これだけは付けたらどうですか?と提案頂いた部分でのカット金額です。
現在は、動画編集スキルがある人って珍しくないですよね。
カメラの性能も上がっていますし。
簡単に動画編集ができるアプリも登場しています。
私が結婚したのは4年前なので、式場の相場価格はこれよりもっと下がっているかもしれません。
動画編集、絶対無理!凝ったものを作りたい。
という場合は、価格と相談して式場や別の誰かに依頼していいと思います。
自分たちは作りました。
綺麗にまとめられた編集より、面白おかしく作りたかったので、自由にしたい。というのもありました。
両家両親花束-1万
こちらは失敗談になります
花うれしいですか?
後から考えたら、「花」で良かったな と思って書いていますが、当時の考えを聞いて下さると嬉しいです。
単純に我が家は「花をかざる習慣」がありませんでした。
自分がプレゼントされるとしたら「実用的なもの」「形に残るもの」がいい。
私は自分が母になるまで、常々そう思って生きていました。
そこで、実用度MAXの生活日用品を花束の代わりにプレゼントすることを思いつきました。
その生活日用品の名は
珪藻土マットとフードプロセッサー
どちらも自分が数年以内に使って「とても良い」と思った商品です。
もちろん両家にないことも確認済です。
便利だと思って贈ったのですが、使われることはほぼありませんでした。
私の両親に贈ったはずの「珪藻土マット」は我が家にあります。
引き出物(一律をやめた)
これは私が思いついたコストカットの中でも「ファインプレー」だったかも。
と感じたアイディアです。
自画自賛ですみません。
いやらしい話をしますが、ご祝儀で頂く金額って決まっていませんよね
一律○○円と会費制にしていれば分かり易いですが、年配者が多いのでそうはしませんでした。
そしてご祝儀袋を開けるまで、誰がどの額を入れて下さっているのか?
想像もつきません。
当然ですが、こんなに多く!?と思う親族もいれば、逆も予想されます。
(実際にその通りでした)
そこで私は、予想で「引き出物」を用意するのはリスキーではないか?と思いました。
素直な気持ちとして、
たくさん頂いた方にはより多く、そうではない方にはそれなりに。
しっかり比例した形で返したい。と考えました。
ご祝儀の金額が分からないのなら、分かってから引き出物を用意したらいいんじゃない??
名案です。
後で送るのが不自然にならないよう、引き出物は何が欲しいですか?とアンケートにしました。
選択肢が多くても面倒なので 3択です
- おいしいお米セット
- カタログギフト
- おまかせ!
さらに自然な形でアンケートに回答してもらえるよう工夫しました。
「演出」の目玉に『映像クイズ』を用意していました。
『その回答用紙と一緒に回収するから、それまでに回答しておいてね』
参加しているイベントの1つになるようにしたのです。
お気づきの方もいると思いますが、価格の調整がつけやすいラインナップにするのがコツです。
ちなみに、ほとんどの方が「カタログギフト」を選んでいました。
この方法なら、遠方から来ていただいた年配者たちに重たい荷物を運ばせることはありません。
頻繁に交流のある親族には、御礼の挨拶がてら後日、手土産にもできて一石二鳥です。
かといって、当日手ぶらでお帰り頂くのは、さびしいな~と思っていました。
そこで「引き菓子」だけは一律で用意したものを持って帰って頂くことにしました。
軽くて邪魔にならないが、そこそこ満足感のある大きさと内容になるように。
あまり書くと普通に嫌われそうですが、
「式が良かった」「どうだった」って帰宅時に周りの人間と話しますよね。
『何か持って帰っている』という満足感と『終わった後もまだ楽しみがある』という2つの効果を狙いました。
紙類(席次表)-150円/枚
印刷物は、枚数が少ないほど1枚当たりの単価が上がります。
ちなみに「招待状」はプラン内でしたので、式場に頼んでも頼まなくても金額が変わりませんでした。
しかし「席次表」の単価は、450円
最終的に36名が参加することになったので、少し押さえたい所でした。
そんなさなか見つけたのが、ピアリーです。
圧倒的コスパ
席次表と席札のセットが450円くらいで作れちゃいます。
しかもデザインが良くてオシャレです。
用事は無くても、見るだけで楽しいです。
予算100万以内はクリアできたのか?
式場に支払った金額が税込み90万。
自分たちで準備した紙類や両親のプレゼントを入れて、+3~4万円だったと思います。
一度、すべての収支を計算した紙があったのですが、4年間の時を経て見つかりません。
頂いたご祝儀が100万円をポンと超える額でした。
そこから「引き出物」でトントンか、ちょっとプラスになるように調整したと記憶しています。
当初は絶対やりたくなかった結婚式ですが、振り返ってみれば貴重な経験になりました。
式当日のことよりも「準備期間」を経て、成長できた。
低コストで「やって良かった」と思える式にできた。それが何よりの自信になりました。
準備期間の事をもっと知りたい方は是非どうぞ。
この期間をいかに大事に過ごすかで、その後に影響を与えると言っても過言ではありません。
結婚式というイベントが2人の良さを発見できる機会となるよう書いています。
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